ブライダルフェアに行くと結婚式の見積もりを出してもらえるのですが、実はこの見積もり、交渉次第では大幅に値下げしてもらえることが多いんです。(見積もりを比較するブライダルフェアをやっているところもあるくらいです。)
契約後より契約前の方が交渉しやすいので、費用の交渉は契約前に行いましょう!
目次
ハイシーズンの11月の結婚式で80万円以上の値下げに成功!
私はブライダルフェアで値下げ交渉をして本命の結婚式場で80万円以上値下げしてもらうことができました。
この記事では、私が実際に値下げしてもらった項目や値下げしてもらった方法をまとめていきたいと思います。
お見積もりをもらう前にできること
まず、お見積もりをもらう前にできることから。
ブライダルフェアで式場を見せてもらっている途中や見積もりを出してもらう前に、予算を聞かれると思います。
予算を聞かれたら現実的な範囲で安く答えることが最初のポイント。
私たちは80人ほどの式を予定していたのですが(ホテル婚)、予算は300万円以下と伝えました。会場の種類(ホテル・レストラン・専門会場など)や会場によって相場も違うと思いますので、ブライダルフェアに行く前にみんなのウェディングなど、実際に結婚式を挙げた方の見積もりが載っているサイトをチェックして大体の相場を掴んでおくといいでしょう。
「ホテル婚、80人で予算100万円」などはさすがに無理だと思うので、相場を確認し、あくまで現実的な範囲で伝えるのがポイントです!
他の式場で費用を抑えた見積もりをもらっておく
可能であれば、本命の式場に行く前に別の会場で比較用の見積もりをもらっておきましょう。
安い見積もりをもらうのが目的なので、お料理や衣装、装花、引き出物など、ランクや金額が選べるものはあえて1番安いもので出してもらいましょう。(※比較しやすいよう、項目は減らさないでください。)
私はちょっと気になっていた割安のゲストハウスに行って1番安い見積もりをもらい、本命のホテルのブライダルフェアにはそのゲストハウスの見積もりを持って行きました。
式場側にもこちらがどれくらいの費用感でいるのか伝わりやすいですし、「他の式場ではこれくらいだったので、ちょっと見積もりが高くてびっくりしてるんですけど…」と値下げを切り出しやすくなります。
次からは、実際にお見積もりを出してもらう際に使える交渉術です!
あえて高い見積もりをもらう
本命の式場でお見積もりをもらう際は、まず料理や衣装など、あえて各項目をグレードアップした高めの見積もりをもらいましょう。
式場で最初に出してもらう見積もりには最低ランクのものしか含まれていないことがほとんど。
料理も最低ランク、装花も足さないと寂しいボリューム、ドレスも1番シンプルなもの…など、絶対グレードアップするようなものを出してきます(笑) また、エンドロールや写真などほとんどの人が追加する項目が入っていないことも。
なので、見積もりを出してもらう際には
・料理のグレードは実際に自分たちが考えているグレードの料理かそれより更にワンランクアップ
・装花は高砂が埋まるくらいのボリューム
・ゲストテーブル装花も寂しくないくらいのボリューム
・ドレスとアクセサリーは花嫁さんたちが選ぶ平均くらいのもの
・タキシードも新郎さんたちが選ぶ平均くらいのもの
・会場使用料(プロジェクター・音響使用料など)
・持ち込み料
(写真やビデオを撮る予定の方は)
・スナップ写真とビデオ
を入れてもらいましょう。
最初の見積もりが高い方が値下げ幅も大きくなりますし、見積もりから最終的な費用が大幅に上がってしまったという事態も防ぐことができます。
どんな項目がランクがあるものか分からない!という方はとりあえず「最低ランクではなく、この式場で式を挙げたカップルの平均ランクでビデオなどよく追加される項目を全部入れた見積もりをお願いします。」と言えば大丈夫です。
交渉してみましょう!
見積もりをもらい、高いなと感じたら安くすることができないかお願いしてみましょう。
式場としてはなるべく安くしたくないのが本心だと思いますので、あくまでも失礼にならないようにお願いしましょう!
私は「費用面だけクリアできればこの式場で式を挙げたいのにな…」という気持ちを伝えたら、営業の方が頑張って安くしてくれました。
最初は400万円超えの見積もりをもらったのですが、他の式場でもらってきた300万円以下の見積もりを見せて、「別の式場でならこの金額でできると聞いていたので、予算を300万円以下に設定していたのですが…100万円以上高いとちょっと…」と切り出しました。
安い時期やお日柄を狙う
秋は1番人気の時期ですし、春も人気があるので費用も高めになることが多いです。逆に冬や夏など結婚式を挙げるカップルが多くない時期は、元々費用が低めに設定されている式場もあります。最初からこういった時期を選ぶのもありでしょう。
私たちはせっかく庭園がある式場なので、紅葉の見られる秋がいい!ということでハイシーズンでしたが秋に式を挙げるのは外せない条件でした。
その代わりに、あまりお日柄の良くない赤口に結婚式を挙げることにして挙式の費用を10万円割引きしてもらいました。
仏滅や赤口は避けるカップルも多いので、これらの日に式を挙げるとそれだけで値下げしてくれる式場も多いようです。
私たちのようにあまりお日柄を気にしないカップルにはオススメの方法です。
※お日柄に関しては、自分たちが気にしなくても親が気にするという場合も多いので、本決定する前に両家の親に相談してみた方がいいかもしれません。
値引きしやすい項目
最初に300万円以下を考えていると言ったからか、営業の方のほうからいくつか値下げを提案して下さいました。
・人前式会場利用料10万円OFF(挙式日が赤口だったこともあり…)
・ブライズルーム(新郎新婦控え室)使用料無料
・タキシード・ウエディングドレス半額
・カラードレス20万円OFF
料理やお花のように仕入れ(?)に費用がかかる項目よりは、挙式会場やブライズルームなど、ホテルの設備関係の方が割引してもらいやすいような気がします。
値下げ交渉をする際はまず、会場使用料や控え室を安くしてもらえないか聞いてみるといいでしょう。
プロジェクターや音響設備費を割引してもらえることも多いようです。
あとは衣装は2着以上着る場合は、2着目は交渉すると安くしてもらえるかもしれません。
私は最初は2着目を20万円OFFにしてもらったのですが、2着目だけの割引だとまだ見積もりが高いまだだったので1着目も半額にしてもらいました!
ここまでで50万円以上割引きしてもらっているのですが、もう一押しできるんじゃないかと思い…本命の式場だったので、「もう少し安くしてくれたら今日決めます」と更に交渉。
特別に
・ウェディングケーキ代を無料
・料理代を選んだコースから1人1000円引き
にしてくれました。
ケーキ代は1人1300円ほどなので、料理の−1000円と合わせると1人につき2300円×80人で合計184,000円の割引きです。
料理関係はなかなか値引きしてもらえることは少ないかと思いますが、「もう少し安くしてほしい」と伝えるとそれぞれの式場で値引きできるところがあれば安くしてもらえる可能性はありますので、最後に「もうちょっとだけ…」と伝えてみると削れるところを提案してもらえるかもしれません。
持ち込みが可能か・持ち込み料の確認も忘れないで!
他に結婚式の費用を抑える方法として、「持ち込み」という手もあります。特に、プロフィールムービーなどの映像関係は自分で作ると安くできますし、ブーケなども持ち込んだ方が安く済むことが多いです。
ただ、式場によっては持ち込みがNGだったり、「持ち込み料」が発生することも。
せっかく持ち込んで費用を抑えようと思っても、高額な持ち込み料を払ったら意味がないですよね。
なので、契約の前に持ち込みが可能かどうか、また持ち込みが可能な場合は持ち込み料がいくらかかるのかを必ず確認しましょう。
持ち込み料が発生する場合は、持ち込み料をなし、または安くしてもらえないか交渉してみましょう。
衣装やカメラマンなどは持ち込み料が高めに設定されている式場もありますし、引き出物やプチギフトは1個につきいくらと設定されていることもあります。1つ1つの持ち込み料は小さな額でも、合わせると数万円になることもありますので、しっかりと事前に交渉しておきましょう。
まとめ
結婚式のお見積もりの値下げ交渉のポイントとして
・予算を少なめに伝える
・比較用の見積もりを持って行く
・グレードアップ済みの高めの見積もりをもらう
・挙式の時期やお日柄を変えてみる
・式場の設備関係・持ち込み料を安くできないか交渉する
を紹介しました。
結婚式、どうせやるならなるべく費用を抑えたいですよね。費用を安くできれば、その分新婚旅行や家具・家電など別のところにお金を回すこともできます。
「どうしてもここで式を挙げたい!」という気持ちが伝われば、式場の方も協力してくれるはずです。
上記のポイントを踏まえながら、納得のいく契約ができるよう、ブライダルフェアに臨んでくださいね!