共働きなら知るべき!毎日の調理・片付けの手間を減らすコツ

「今日の晩御飯、何にしよう~!」と考えるところから始まる「毎日の食事作り」。

時間や体力に余裕のある時は、献立作りから調理までを楽しむことができますが、仕事が立て込んでいたり疲れていたりする時には、楽しむどころか面倒くさくて仕方がなくなることもありますよね。

もちろんそんな時は外食やテイクアウトに頼ることがあっても、さすがに毎日外食というわけにもいかず……。

「せめて、いつもの食事作りをあともう少し手早く済ませられたら負担も減らせるのになぁ……」なんて思ったことはありませんか?

そこで今回は、忙しい日々の中で少しでも調理・片付けの手間を減らすためのちょっとしたコツをご紹介していきたいと思います。

調理の時短のコツ

調理の効率を上げるには、まずキッチンの収納を見直してみることをおすすめします!

キッチンアイテムは、使う場所に収納する

このルールに則って、物があるべき場所に置いてあるかを確認してみましょう。

例えばフライパンや鍋類は、使う場所=コンロの下に収納している人が多いかと思いますが、調理器具や調味料はサッと手をのばせばすぐ取れる場所に置いてありますか?

ザルやボウルなどはどうでしょう?水回りで使う機会が多い物はシンク周りに置いてあるでしょうか?

調理器具や調味料などをできるだけ調理中にワンアクションで手に取れる場所に置くようにするだけでも、無駄な動きを減らすことができ時短につなげることができます。

次に、以下のポイントを意識してみましょう。

調理の工程をできるだけまとめる

まず、その日のすべての料理で使用する食材を冷蔵庫等から出し、一か所にまとめておきます。そして「洗う」「切る」という工程を一気にまとめてやってしまいましょう。あとはコンロの前に立って「炒める」「焼く」「味を調える」などの工程を同時に行います。一気に行うことで無駄なく効率的に作業を進めていくことができます。

朝食メニューは「パターン化」

出勤準備でバタバタしがちな朝食メニューは、考える手間すら無くしてしまいましょう。例えば、曜日ごとに「おにぎりの日」「トーストの日」「シリアルの日」などと決めてしまうのも手。それにプラスして「たんぱく質が摂れるもの」「フルーツ」「茹で野菜かサラダ」などもいくつかパターンを考えておけば、その組み合わせ次第で何通りかの朝食メニューを作ることができます。

丼ものか麺、寒い時の鍋は救世主!

結婚して間もない頃ならはりきって「一汁三菜」を意識してしっかり作ろう!という気持ちもあるかもしれません。でも無理は禁物です

忙しい時でも無理なくやりくりできる術を、今のうちにどんどん身につけてしまいましょう。とにかく時間のない時はご飯だけは炊き、あとは冷蔵庫に残っている食材に応じて調理して、どんぶりにして完成。

寒い季節は野菜を切るだけですぐに食べられる鍋のバリエーションを楽しむのもおすすめです。その他、麺類もパスタ・そば・うどん・焼きそば・そうめん・ほうとう等、とにかく種類豊富にストックしておくと、いざという時に便利です。

片付けの時短のコツ

最も簡単な片付けの時短のコツは、食後に一息つかず、すぐに取り掛かること。

これができると、食器やフライパンなどの調理器具についた汚れも時間が経ってこびりついてしまうということがないため、落としやすく結果的に時短につながります。

しかし、これはあくまでも理想論。

クタクタに疲れてしまっている時は、食後にちょっとソファで一休み、なんてこともありますよね。

そんなあなたには、「食洗機」もおすすめです。

食洗機というと、洗い物の多いファミリー層向けのものだと思われがちですが、最近では夫婦二人暮らし程度にもちょうどよい大きさで性能の良い製品もあるので、思い切って頼ってしまうというのもよいでしょう。

その他には、以下のポイントを意識してみましょう。

カトラリーや食器は同じシリーズ物で揃える

なるべく同じシリーズの物で買い揃えておくと、洗い終わって食器棚等に重ねる時もバラバラせずスムーズに収納できます。またお箸なども夫婦で同じ物にしてしまえば、いちいち一膳ずつセットにしてからしまうという手間を省くことができます。

ワンプレートで配膳する

ご飯と汁物以外のおかずはワンプレートに盛り付けてしまえば、おかずの種類が多くても洗う食器の量が少なくて済みます。仕切りごとにおかずを盛りつければ、見栄えもアップで洗い物も減り、一石二鳥です。

冷蔵庫のゾーン分けで、何がどこにあるかを明確化する

冷蔵庫内の収納も今一度、見直してみましょう。「賞味期限の迫ったもの」「調味料」「粉物」「納豆や豆腐類」「ジャムやバターなどパンに塗るもの」のようにカテゴリーに分けて、それらを冷蔵庫のどのゾーンに置くかを分かりやすく決めます。誰が見ても分かりやすくすることで、パートナーも食後の片付けに進んで取り組みやすくなるはずです。

食器類の収納場所を見直す

 食器を洗う→水切りかごに置く→拭く(もしくは自然乾燥させる)という工程の後、そのまま一歩も歩かずに振り返ったその先に食器の収納場所があれば、作業効率が良く時短につなげることができます。

まとめ

小さな工夫も積み重ねていくと、大きな効率化につながります。

「せっかくだから美味しい物を食べたい!でも調理や後片付けはなるべくササっと終わらせたい!」そんな気持ちが少しでもあるなら、まずはできることから始めてみませんか?

始めは意識して行っていたことも、毎日続けていけばいつの間にか無意識にできるようになります。時が経つにつれ、「調理や片付けの時間が気づけば当初よりだいぶ短くなった!」という嬉しい変化が、あなたにもきっと起こるはずです。

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